中央電設株式会社 中央電設株式会社
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INTERVIEW 03 当たり前を守り、新たな建設業界を作り上げる。

電設本部・工事部・次長 小坂 知昭 / Kosaka Tomoaki 40歳 ( 27歳で入社 )

転職のきっかけや志望動機は何でしたか?

中央電設に入社する前は営業販売職に就いていました。
30歳を目前に控え、前職の将来性や自分の適性について考えていた頃、東日本大震災が発生。目の前の仕事はめっきり減ってしまいました。
さらに非常事態下では、電気や鉄道、携帯電話等が使えず、日常の当たり前が当たり前ではなくなりました。そんな状況を目の当たりにし、これからは「当たり前の日常」を守る仕事に就きたいと思ったんです。
また、そういった技術、知識を身に付けることが自分自身の力にもなり、長い将来にわたり働く上での大きな強みになると感じたことも動機のひとつです。

中央電設を選んだ理由を教えてください。

1番の理由は、電気・鉄道という重要なインフラ整備に関われるということです。未経験でも応募可能だったのでチャレンジすることができました。
募集要項の中に「楽な仕事とは言いません」と書かれてあり、正直そうな会社だなと感じたのを覚えています。面接の際、社長がはつらつとされていたのが印象深かったですね。

入社して良かったと思うことは?

技術者として非常に貴重な経験を多くさせてもらっています。様々な現場を任されていることで、日々変化があり漫然とその日を過ごすことはありません。研鑚を積むには恵まれた環境だと思っています。会社からも「社員を大切にする」という考えが伝わってきますので、雰囲気が良く働きやすいです。

現在、どのような業務を担当していますか?

工事の責任者として、現場を管理監督する“現場代理人”という立場にあります。ひとつの工事でも現場での作業指示、安全管理、工程管理、資機材手配、予算管理等、担う業務は多岐に渡ります。また役職者として、自分の現場だけでなくチームの現場管理も行っています。
その他、職場環境改善や、採用活動等、社内全体の職務にも取り組んでいます。

これまでの仕事で印象に残っていることはありますか?

東京メトロ銀座線渋谷駅の移設工事に携わったことですね。年末年始、12月28日から1月2日まで6日間も駅の営業を止めての駅舎の移設工事に、通信設備担当の責任者として臨みました。6日間を遂行するための準備工事には、足かけ10年の歳月を費やしています。
土木、建築、軌道、設備各社、どれかひとつでも遅れを取ったら駅の営業が再開できないという、絶対に失敗が許されない状況で、無事、予定通り完遂することが出来た思い出深い工事です。

仕事でのやりがいとは?

日々苦労を重ねる中でひとつの現場が完成を迎えるとやはり嬉しいですし、達成感があります。公共インフラにも関わる設備ですので、それを取り扱っているという重責もありますが、全ての経験が自分の力になるので無駄な1日はないと思っています。最近では、若手社員の成長を見るのも喜ばしいことです。会社の未来に向けて人材採用、人材育成、技術継承といった課題を解決していくことは大変ながらも、やりがいを感じています。

今後のビジョンを聞かせてください。

かつて建設業界は3K(きつい、汚い、危険)と言われていました。私たちはこれに代わって「給料が良い、休暇がとれる、希望がある」という新3Kを実現させたいと考えています。
今後ますます厳しい環境に変化することが予想される業界においても、それを実現できるだけのポテンシャルが中央電設にあると思っています。
そして、将来長きにわたって活躍できる会社を作り上げていきたいです。